セルフカラーを少し知ろう
セルフカラーの注意点
ご自分でカラーをされるとき、白髪がないのに白髪対応の製品でセルフカラーされる方がいます。なぜか!色ムラが出にくいからです。白髪対応の剤は、白と黒を同じような色味や明るさにしやすい。明るさに差があっても、それなりに染まる。色味も極端にかわらない製品が多い。だから、自分でできる!となります。
黒染めした後はカラー剤だけでは明るくならない
ご存知の方も多いと思いと思います。黒染めは真っ暗だから、後にカラーしても明るくならない!『黒染めした後はカラー剤だけでは明るくならない』は象徴的ないい方です。白髪対応の剤を一度でも使うと、それが明るい剤であっても『その後にカラーチェンジするとき影響が出る』ことが多い。履歴が重なれば顕著です。
正確な表現でも有りませんが、お客様用としてはこんな感じの認識でいいのかな!と思います。
比較的明るめのタイプの違う剤
おしゃれ染め10明度の剤と白髪対応の10明度の剤(ともに比較明るい)を使った場合、髪状態により違うのですが白髪対応の剤は、必ず暗くなる方向に働きます。一方、おしゃれ染めは、明るくもなるし暗くもなる。白髪対応の剤は、必ず暗くなる(そう思っています。)ので、履歴が重なれば、暗くなっていくのが原則です。濃くなると表現するほうがいいのかも。
毛髪に残る染料が濃いと、その後のカラーが難しくなっていく!!1年でも2年でも影響します。(お客様用として記載)
明るくしたいのに、カラー剤では明るくならないや希望色にならないとなります。
ファッションカラータイプをセルフで使う
知識が必要になります。期待した色と違う!も多いかと思います。詳細は書ききれないほど多多。
『この多多』部分が、美容師のスキルになります。カラーを開発するレベルの方でも、数時間かけることがあるほどです。
アッシュにしたいのにミドリ
黄色く退色した箇所にアッシュ(青)を単純に塗布すると黄色+青で緑になります。このように、寒色系のファッションカラーは知識が必要です。セルフでファッションカラーするならナチュラルブラウン系がミスが少ないし、修正もしやすいと思います。製品にもよりますが、基本的な見方です。