プロが教える、本物のヘアオイル選び。サロン品質のヘアオイルで、あなたの髪を理想の状態へと導きます。 美容師がその経験と知識から選び抜いた、高品質なサロン専売ヘアオイルをご紹介。失敗しない選び方の秘訣、髪質を最大限に活かす効果的な使い方、そして溢れる情報に惑わされないための注意点まで、専門家の視点から徹底的に解説します。
なぜサロン専売?美容師がスピリッツのヘアオイルをおすすめする理由
スピリッツ製品は、その品質を理解し、お客様一人ひとりに最適な使い方を提案できる美容師を通じて届けたいという想いから、真のサロン専売品であることにこだわり続けています。そのため、一般的なドラッグストアや大手ECサイトでは見かけることはありません。しかし、その確かな品質は、製品を知る美容師たちの間で高く評価されています。この記事では、自身もヘアオイルの処方開発に携わる美容師が、数あるスピリッツ製品の中から、特におすすめしたい2つのヘアオイル(PROILとVIGUSIオイル)を厳選してご紹介します。
スピリッツ製品は、公式サイトまたは正規取扱いのある美容室でのみご購入いただけます。品質保持と適切なカウンセリングのため、ご理解いただけますと幸いです。
【基礎知識】失敗しないヘアオイル選びのために
ヘアオイルは手軽に髪の質感を向上させられる便利なアイテムですが、その効果を最大限に引き出すには、製品の品質や特性を正しく理解することが不可欠です。後悔しないヘアオイル選びのために、まずは押さえておきたい基礎知識を学びましょう。

タップして開く↓
ヘアオイル選びで最も信頼できる情報源は、製造・販売しているメーカー公式サイトの製品情報と、成分や製法に関する解説です。特に、コストのかかる高品質な原料や特別な製法を採用している場合、メーカーはその点を積極的にアピールするはずです。その情報が詳細かつ具体的であるほど、信頼性は高いと言えるでしょう。ヘアオイルの特性と品質を見極める7つのポイント▶クリックして開く
オイルは髪に触れた瞬間に付着する性質があります。そのため、髪の内側から手ぐしを通すように均一に馴染ませる使い方が重要です。手のひらで髪を握りしめるような付け方は、ムラ付きやベタつきの原因になります。
市場に出回るヘアオイルの多くは、複数のオイル原料をブレンドして作られています。使用される原料が高品質で、かつ高度に精製されているかは、製品の安全性(アレルギーリスクの低減)や使用感(滑らかさ、浸透性)に直接影響します。成分表示が似ていても、原料の精製レベルによって品質は雲泥の差が出ます。メーカー公式サイトで、原料へのこだわりや精製方法(例: カラム吸着精製) について言及されているかを確認しましょう。
オイルは空気や水分に触れることで酸化や加水分解を起こし、品質が劣化します。これが不快な臭い(酸化臭、油臭さ)の主な原因です。特に、デリケートなボタニカルオイル(植物油)を主成分とする製品の場合、光を通しにくい遮光性の高いガラス瓶に充填されているかは、品質を維持するための重要な指標となります。(一般的なプラスチックボトルは酸素透過性が高く、長期保存には向きません。)
一部のオイル成分、特にコーティング力の高いシリコーンオイルや、ウォータープルーフ化粧品にも使用されるようなタイプの成分は、シャンプーで落としきれずに髪に蓄積(ビルドアップ)し、ゴワつきや重さ、トリートメント効果の低下を招くことがあります。心当たりがある場合は、定期的なクレンジングシャンプーの使用も検討しましょう。【成分名 ウォータープルーフ 化粧品】などで検索し、配合成分の特性を調べるのも有効です。
揮発性オイル(シクロペンタシロキサンなど)をベースにした製品は、サラッとした軽い使用感が得られますが、成分が揮発してしまうため効果の持続性が低く、結果的に使用量が多くなりがちです。一方、エキスタイプ(またはそれに近い準エキスタイプ)のオイルは、少量でも髪にしっかり留まり効果を発揮しやすいため、コストパフォーマンスに優れる傾向があります。(容量が少なくても長持ちすることが多いのです。)
ヘアオイルの主目的は髪表面の保護と質感調整です。多数の成分を複雑に配合するよりも、高品質なオイル原料を厳選し、シンプルな構成で作られた製品の方が、それぞれの成分の効果が明確で、アレルギーのリスクも抑えられます。目的が不明瞭な多成分配合には注意が必要です。
特にダメージを受けた髪は、親水性(水に馴染みやすい性質)が高まっています。このような髪には、オイルの浸透を助ける成分(浸透促進剤)やエルカラクトンなどの機能成分、油でありながら親水基も持つオイルが配合されていると、効果をより深く実感しやすくなります。なので、SNS情報ではなく、公式サイトの解説が大切になります。テキストが多いと煩雑な感じと思うかも!しかし、解説もスキルです。全ての美容メーカー(販売元ブランド)が、自社処方とは限らないです。なので、解説出来ることは、スキルなのです。ネット情報の落とし穴:ランキングや口コミを鵜呑みにしない
インターネット上のヘアオイルランキングの多くは、特定の商品販売ページ(ECサイト)へ誘導することを目的としたアフィリエイト(広告)記事です。サイトによって順位が大きく異なるのは、広告主やサイト運営者の都合が反映されているためです。本当に品質の高い製品でも、広告を出していなければ上位に表示されないことも珍しくありません。
個人の感想として投稿される口コミも、中にはステルスマーケティング(宣伝であることを隠した宣伝)や、モニター提供による好意的な意見が含まれている可能性があります。参考にするのは良いですが、安易に鵜呑みにせず、最終的には公式サイトの情報や成分構成、ブランドの信頼性を重視することが賢明です。
「ホホバオイルは)酸化しない」「アルガンオイルはビタミンEが豊富だから安心」といった断定的な情報は、特定の条件下での話であったり、誇張されていたりすることがあります。(化粧品原料のホホバもアルガンも酸化します。データーみたことありますか?これらの情報がコピー&ペーストで拡散され、誤解を生んでいるケースも散見されます。(最近気になること。炭化水素系の「アルカン」と植物由来の「アルガン」は全くの別物です。)
全成分表示に同じ「マカデミア種子油」と記載されていても、その精製度合いによって、使用感、安全性、価格は全く異なります。これは植物油に限らず、シリコーンオイルやエステルオイルなど、他のオイル成分にも当てはまります。
【実践編】あなたに合うヘアオイルの選び方と使い方

髪質・目的別 ヘアオイル選びのヒント
自分の髪質やなりたい仕上がりをイメージして、最適なヘアオイルを選びましょう。
- 乾燥やパサつきが気になる方:
保湿力が高く、髪にしっとり感を与えるオイル(例:高品質なマカダミアナッツオイルなど)や、少量で効果を発揮しやすいエキスタイプの製品がおすすめです。PROILがこのタイプに適しています。 - 髪が細い、または量が少なくペタッとしやすい方:
重くなりすぎない揮発性オイルベースのものや、軽い使用感のエステル系オイル(例:VIGUSIオイルのベースオイル)を少量から試してみましょう。付けすぎに注意が必要です。 - 髪が硬い、太い、または広がりやすい方:
髪を柔らかくし、しっとりと落ち着かせる効果のあるオイル(例:高品質なマカダミアナッツオイルなど)がおすすめです。こちらもPROILが適しています。 - ツヤを出したい方:
求めるツヤ感によって選び方が異なります。サラサラで軽いツヤを求めるならVIGUSIオイル、しっとりとしたまとまりのあるツヤを求めるならPROILを検討してみてください。 - ヘアアイロンやコテを日常的に使う方:
熱から髪を守るヒートプロテクト成分(例:エルカラクトン)が配合されているヘアオイルを選びましょう。熱を利用してケア効果を発揮するものもあります。VIGUSIオイルはこの目的に特化しています。 - ダメージケアを最優先したい方:
ヘアオイルは主に髪の表面をコーティングし質感を整える役割が大きいため、深刻なダメージケアには限界があります。内部補修を重視するなら、洗い流さないトリートメント(ミストタイプやミルクタイプなど)との併用が最も効果的です。例えば、内部補修ミスト(VIGUSI PLEXなど)で髪の内部をケアしてから、ヘアオイルで表面を保護・質感調整するという使い方が理想的です。
効果的なヘアオイルの使い方:基本と応用テクニック
- 基本は「バック(後頭部)の内側から均一に」
オイルが一点に集中して付着するのを防ぐため、まず適量を手のひら全体によく伸ばした後、襟足付近の髪の内側から毛先に向かって、手ぐしを通しながら髪をはらうように馴染ませます。髪の表面から付け始めたり、毛束を強く握りこむのはNGです。これが「テカリ」「ベタつき」「意図しない重い束感」を防ぐ最も重要なコツです。 - ベストタイミングは「タオルドライ後のウェットヘア」
髪が適度に水分を含んでいる状態(タオルで水気をしっかり拭き取った後)は、オイルが髪全体に均一に伸び広がりやすく、馴染みやすいため、ドライヤー後の仕上がりが格段に向上します。ドライヤーの熱ダメージ軽減にも繋がります。 - 乾いた髪にもOK!「ドライヘアへのちょい足し」
日中、髪のパサつきや広がりが気になった時に、ごく少量を手のひらに伸ばし、毛先を中心に軽く馴染ませることで、手軽にツヤとまとまりを復活させられます。付けすぎないことがポイントです。 - ダメージヘアには合わせ技!「ミスト+オイルのW使い」
特にダメージが深刻で、パサつきやゴワつきが気になる場合は、まずヘアミスト(例:VIGUSI PLEX)などで髪内部の水分補給と補修を行い、その後、ヘアオイルで表面をコーティングして質感とツヤを調整するのが、最も効果的なケア方法です。
ヘアオイル使用時の注意点:美髪を保つために
- 根元・頭皮は避ける: オイルを頭皮や髪の根元付近につけると、ベタつきやボリュームダウン、毛穴詰まりの原因になる可能性があります。基本は耳から下の毛先中心に使用しましょう。
- 夜のシャンプーでリセット必須: オイルは日中のホコリや汚れを吸着しやすい性質があります。美しい髪を保つためには、その日のうちにシャンプーでしっかりと洗い流し、髪を清潔な状態に戻すことが大切です。
- 適度な洗浄力も意識する: オイルの種類や髪質によっては、髪に成分が残りやすい(ビルドアップしやすい)場合があります。普段はマイルドなアミノ酸系シャンプーなどを使用していても、週に1〜2回程度、やや洗浄力の高いシャンプーで髪をリセットすることを検討しましょう。
- 香りで選ぶ際の注意点: 良い香りはヘアケアの楽しみの一つですが、原料自体の質が低い場合に、その臭いをマスキングするために強い香料が使われている可能性も否定できません。可能であれば、無香料または微香性で、かつ原料の品質に自信を持っている製品を選ぶのがおすすめです。本当に高品質なボタニカルオイルなどは、無香料でも不快な原料臭が少ないものです。
- 食品用オイル(食用油)との違いを理解する: オリーブオイルやココナッツオイルなど、食用のオイルを髪に使う方もいますが、注意が必要です。食用オイル(特に未精製のエキストラバージンオイルなど)は、精製度が低く不純物が多く含まれていたり、酸化しやすいものが多く、ヘアケアには必ずしも適していません。ヘアケア製品には、化粧品用として高度に精製され、安全性や安定性が高められたオイルを選びましょう。
美容師おすすめ!高品質サロン専売ヘアオイル【スピリッツ厳選2種】
ここでは、ヘアオイルの特性と効果を知り尽くした美容師が、自信を持っておすすめするスピリッツの高品質サロン専売ヘアオイルを2種類、詳しくご紹介します。どちらの製品も、カラム吸着精製という特殊かつ高度な技術を用いて精製された、不純物を極限まで除去した非常に高品質なオイル(またはエステルオイル)を贅沢にベースとして使用しています。これは、安全性と使用感、そして効果を最大限に高めるためのこだわりです。
PROIL(プロイル):しっとり保湿力と柔らかな質感を求める方へ
まさに「ザ・ボタニカルヘアオイル」。高品質な吸着精製オイルを贅沢に使用した、プロフェッショナル仕様のボタニカルヘアオイルです。
高度な吸着精製技術で磨き上げられたボタニカルオイル(マカダミアナッツ、オリーブ)をベースに、強力な抗酸化作用を持つ植物由来アスタキサンチン(ヘマトコッカス藻由来の赤い色素成分)を配合。あえて無香料にこだわり、素材本来の良さを追求したエキスタイプのヘアオイルです。髪に触れたくなるような柔らかさとしっとりとした深い潤い、そして重すぎない自然なツヤを与え、乾燥や広がりを抑えます。
PROILの基本的な使い方とコツ
- 使用量の目安: 極めて少量で効果を発揮します。まずはロングヘアでも5滴程度からお試しください。
- 塗布方法: 手のひらによく伸ばした後、バック(後頭部)の髪の内側から毛先に向かって、「均一に分散」させることを意識し、髪をはらうように塗布します。
- アイロン使用の場合: PROILは熱保護目的ではないため、ヘアアイロンを使用した「後」に、ツヤ出しや保湿目的でご使用ください。
【重要】オイルがベタつく原因とボタニカルオイルのコツ
オイルがベタつく主な原因は「オイルが一か所に固まって付着している」ことです。特にPROILのような揮発成分を含まない(または少ない)ボタニカルタイプは、付け方が重要です。
SNS動画などで見られる「毛先を握る」「髪表面をなでつける」といった使い方は、ムラ付きやベタつきの原因になりやすいです。コツは「払うように、分散させる」こと。 バックの内側から手ぐしを通すように、髪全体へ均一にオイルを行き渡らせることで、PROIL本来の柔らかな質感と自然なツヤを引き出すことができます。
PROILの詳細情報(特徴・おすすめの方・レビュー)
PROILの際立つ特徴
- 高品質ボタニカルベース:カラム吸着精製されたマカダミアナッツオイルとオリーブスクワランを使用。不純物が極めて少なく、滑らかな使用感と高い安定性を実現。
- 強力な抗酸化ケア:植物由来アスタキサンチンと、コメ胚芽油、天然ビタミンE(トコフェロール)が、日常の紫外線や外的要因による酸化ダメージから髪を保護。
- アミノ酸誘導体で補修・保湿:ミリストイルメチルアラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)が、髪のダメージ部分に吸着し、潤いを閉じ込め、しなやかさを与えます。
- こだわりの無香料:高品質な原料を使用しているからこそ実現できる無香料処方。香りに敏感な方や、他のフレグランスを楽しみたい方にも最適。原料臭もほとんど感じられません。
- 品質保持への徹底:酸化を防ぐガラス製遮光瓶を採用し、さらに窒素充填を行うことで、開封までオイルの鮮度を保ちます。
- リッチな使用感:少量で髪に柔らかさとしっとり感を与え、エモリエント効果(水分蒸発を防ぎ、柔らかくする効果)の高い、落ち着いたツヤのある仕上がり。
全成分表記
オリーブ油、マカデミアナッツ油、ミリストイルメチルアラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)、コメ胚芽油、ヘマトコッカスプルビアリス油(アスタキサンチン含有:赤色抗酸化カロテノイド)、トコフェロール
窒素ガスを充填(安全)し酸化を抑える本格的な抗酸化カロテノイド&ボタニカルヘアオイルです。
こんな方におすすめ
- 髪質:髪の量が多い、硬い、太い、乾燥して広がりやすい、くせ毛でまとまりにくい
- 髪の悩み:パサつき、ごわつき、ダメージによる広がり、まとまりのなさ
- 求める仕上がり:しっとりとした潤い、柔らかな手触り、落ち着きのあるまとまり、自然なツヤ
美容師レビュー抜粋
「少量で驚くほどしっとり。硬くて多い髪のお客様にも自信を持って勧められる」「酸化臭が全くないので、お客様も自分も快適に使える」「パーマやカラーで乾燥した髪の保湿、スタイリング前のベース作りに最適」
お客様レビュー抜粋
「今までどんなオイルを使っても夕方にはパサついていたのに、これは一日中しっとりが続く!」「無香料だから、好きなシャンプーや香水の香りを邪魔しないのが嬉しい」「少量でしっかり効果が出るので、思ったより長持ちしてコスパが良いと感じる」
VIGUSIオイル(ヴィグシオイル):サラサラな指通りと輝くツヤ・熱ダメージケアを重視する方へ
熱を味方につける新発想!ヘアアイロンなどの熱を利用してケア効果を発揮し、スタイリングまで同時に叶える最新型ヒートケア・ヘアオイルです。

注目の毛髪補修成分エルカラクトン(γ-ドコサラクトン)を高濃度で配合し、ベースには同じくカラム吸着精製された高品質なエステルオイルを採用。ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応してエルカラクトンが髪のアミノ基と結合し、キューティクルのめくれ上がりを補修。驚くほど「サラサラ」「ツルツル」な指通りと、光を美しく反射する自然で輝くようなツヤを与えます。オイル特有のベタつきを感じさせない、軽やかな仕上がりが魅力です。
VIGUSIオイルの基本的な使い方
- 使用量の目安: 極めて少量からお試しください。ロングヘアでも5滴程度を目安に、髪の量やダメージに合わせて調整してください。
- 塗布方法: 手のひらによく伸ばした後、バック(後頭部)の髪の内側から毛先に向かって、髪をはらうように塗布します。手に残ったオイルで髪の表面やサイド、前髪を軽く整えます。
- タイミング: タオルドライ後のウェットヘア、乾いた状態のドライヘア、どちらでもご使用いただけます。特にドライヤーやヘアアイロン前のご使用がおすすめです。
VIGUSIオイルの詳細情報(特徴・おすすめの方・レビュー)
VIGUSIオイルの際立つ特徴
- エルカラクトン高濃度配合:熱を加えることで毛髪内部と外部を同時に補修。うねりや絡まりを抑制し、優れたヒートプロテクト効果を発揮します。
- 高品質エステルベース:カラム吸着精製されたミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテルなどを主成分とし、輝くようなツヤと滑らかな指通り、さらにヘアカラーの褪色抑制効果もサポートします。
- 浸透促進成分配合:セバシン酸ジエチルが、エルカラクトンなどの有効成分が髪内部へ効率よく浸透するのを助けます。
- 抗酸化成分も配合:天然ビタミンE(トコフェロール)が製品の酸化を防ぎ、髪を健やかに保ちます。
- アイロン使用に最適:熱を味方につけて、ダメージケアと美しいスタイリングを両立。推奨温度は180℃程度で、軽くスルーするようにアイロンを通すのが効果的です。
- 未体験の「サラツル」感:仕上がりは驚くほど「サラサラ」かつ「ツルツル」。オイルなのに重くならず、軽やかなのにまとまり、光り輝くようなツヤが生まれます。
VIGUSI オイルの全成分表記
全表示成分について | おすすめのスピリッツ情報(公式サイト)ミリスチン酸PPG‐3ベンジルエーテル、シクロペンタシロキサン、セバシン酸ジエチル 、エタノール、γ‐ドコサラクトン、 トコフェロール、香料
こんな方におすすめ
- 髪質:普通毛〜やや多め、細毛〜普通毛、軟毛
- 髪の悩み:パサつき、ダメージ、広がり、指通りの悪さ、ツヤ不足、ヘアアイロンやコテを頻繁に使う、うねりや絡まりが気になる
- 求める仕上がり:サラサラ感、ツルツル感、輝くようなツヤ、軽やかさ、まとまり、熱ダメージからの保護
美容師レビュー抜粋
「お客様が自分の髪じゃないみたい!と驚くほどのサラツル感」「ドライヤーやアイロンで熱を加えると、明らかにツヤが増すのがわかる」「オイルなのに本当にベタつかず、軽い仕上がり。軟毛の方にも使いやすい」「ダメージ補修とスタイリングベースがこれ一本で済むのは画期的」
お客様レビュー抜粋
「少量で効果絶大。コスパがすごく良い」「アイロン前に使うと、髪が傷むどころかツルツルになる感じ。仕上がりの持ちも違う」「一日中、指通りが良くてサラサラが続くのが嬉しい」「ダメージケアとスタイリングが同時にできるので、朝の準備が楽になった」
PROILとVIGUSIOILの比較表
比較項目 | PROIL | VIGUSIオイル |
---|---|---|
主な特徴 | 高品質ボタニカルオイルベース、アスタキサンチン配合 | エルカラクトン高配合、高品質エステルオイルベース、熱反応補修 |
仕上がり | しっとり、柔らか、まとまり | ツルサラ、ツヤ、まとまり |
質感 | 重め(エキスタイプ):少量で調整可) | 中程度(準エキスタイプ:少量で調整可) |
おすすめの髪質 | 硬毛、太毛、多毛、乾燥毛、広がりやすい髪、パーマスタイル | 普通毛、普通量、ダメージ毛、広がりやすい髪 |
主な効果 | 保湿、柔軟性向上 | ダメージケア、色保持性、指通りとツヤ向上、うねり抑制 |
塗布後のアイロン使用 | なし(主な目的ではない) | あり(最新:スタイリングとケアが同時:エルカラクトン) |
香り | 無香料 | 微香性 |
キー成分 | 吸着精製:マカダミアナッツ油、オリーブ油、アスタキサンチン、アミノ酸 | γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)、吸着精製ミリスチン酸PPG-3ベンジルエーテル、セバシン酸ジエチル |
価格帯(目安) | 60ml / 2930円 (税込) | 60ml /2650 円 (税込) |
こんなシーンに | 乾燥や広がりを抑えたい時、髪を柔らかくしたい時、しっとり感。 | ドライヤーやアイロンでスタイリングとケアを同時。 |
※比較表の内容は、スピリッツ公式サイトの情報に基づき、スピリッツの許可を得て掲載しています。
ヘアオイルは、シンプルな成分構成がおすすめです。ベースオイルは、原料精製が優れた高品質が望ましい。この2点!
【補足情報】品質とコスパを見極める
カラム吸着精製オイルの価値と、油脂の複雑な組成について
カラム吸着精製オイルと油脂の組成:見えない品質の差

多くのヘアオイルは、様々な種類のオイル原料をブレンドして作られています。だからこそ、個々の原料の品質、特に「精製度」が製品全体の質を大きく左右します。今回ご紹介したPROILとVIGUSIオイルは、カラム吸着精製という、化粧品原料の中でも特に高度でコストのかかる精製技術によって磨かれたオイル(エステルオイルを含む)を主成分としています。この技術は、オイルに含まれる微細な不純物やアレルギーの原因となりうる物質を物理的に吸着・除去するもので、安全性(アレルゲンリスクの低減)、酸化に対する安定性、そして肌や髪へのなじみといった使用感において、一般的な精製方法とは一線を画します。当然、原料コストは非常に高価になります。
また、成分表示を見る際に知っておきたいのが「油脂の組成」の複雑さです。例えば、成分表示に「ホホバ種子油」と書かれていても、それは単一の物質ではなく、実際には様々な種類の脂肪酸や脂肪族アルコールなどが集まって構成されています。複数のオイルが配合されている製品の場合、実際には非常に多種多様な化合物が含まれていることになります。多くの成分を配合することが必ずしも高機能・高品質に繋がるわけではありません。配合目的が不明確な成分が多すぎると、それぞれの効果が薄れたり、予期せぬ相互作用を起こしたり、アレルギーリスクを高めたりする可能性も考えられます。
だからこそ私たちは、本当に効果のある高品質な原料を厳選し、その特性を最大限に活かせるよう、目的を持ってシンプルに処方設計されたヘアオイルこそが、お客様にとって最良の選択肢になると考えています。
ヘアオイルのコスパは容量と価格だけでは判断できない理由
ヘアオイルの本当のコストパフォーマンスとは?
ヘアオイルを選ぶ際、「〇〇mlで△△円」といった容量と価格だけを見て、コストパフォーマンスを判断してしまいがちです。しかし、それでは本質を見誤る可能性があります。なぜなら、揮発性の高いシリコーン(シクロペンタシロキサン等)が主成分のオイルは、塗布直後の手触りは軽くサラサラに感じられても、有効成分がすぐに揮発してしまうため、効果の持続性が低く、満足感を得るためにどうしても使用量が多くなる傾向があるからです。(基礎知識:揮発性オイル vs エキスタイプ参照)「付けた瞬間は良いけれど、少し時間が経つと元のパサパサ髪に戻ってしまう…」という経験はありませんか? SNSなどで見かける「オイルをたっぷり手に取り、髪を握りしめるように付ける」といった使い方は、まさにこのタイプのオイルの特徴を示唆していると言えます。ポンプ式ボトルが多いのも、一回の使用量が多めに必要なためと考えられます。
例えば、「200mlで1500円」の揮発性主体のオイルと、「60mlで3000円」のエキスタイプ(または準エキスタイプ)のオイルを比較した場合、後者の方が1回あたりの使用量が比較にならないほど少量で済むため、結果的に長持ちし、トータルでのコストパフォーマンスはむしろ高いというケースは決して少なくありません。
PROILやVIGUSIオイルのように、少量でも髪にしっかりと効果を発揮するエキス(または準エキス)タイプのヘアオイルは、購入時の価格は高く感じるかもしれませんが、使用期間が長く、質の高いケアができるため、長期的に見れば非常に経済的であると言えるでしょう。
よくある質問 (FAQ)
Q. ヘアオイルはいつ使うのが一番効果的ですか?
A. 最もおすすめなのは、シャンプー後、タオルで水気をしっかり拭き取った「ウェットヘア」の状態です。髪が水分を含んでいるとオイルが均一に馴染みやすく、ドライヤーの熱からも髪を守ってくれます。もちろん、乾いた髪のパサつきが気になる時に、毛先中心に少量馴染ませるのも効果的です。(詳しい使い方はこちら)
Q. ヘアオイルとヘアミルク(クリーム)の違いは何ですか?
A. 主な違いは、油分と水分のバランス、そして得意とする役割です。
・ヘアオイル:油分が主成分。髪表面をコーティングし、ツヤを与え、水分の蒸発を防ぎ、指通りを良くする効果が高いです。外部の刺激から髪を守る役割も。
・ヘアミルク(クリーム):水分と油分がバランス良く配合されていることが多いです。髪内部への水分・栄養補給と、表面の保護を同時に行うイメージ。オイルより軽い仕上がりのものが多いですが、製品によります。
ダメージケアを重視する場合はミルク(粘性が高まるとヘアクリームになり、毛髪の内部ケアは微妙になります)、ツヤやまとまり、保護力を重視する場合はオイル、という使い分けや、併用も効果的です。もし、W使用するなら、ミストタイプ(ケア要素を期待する)+ヘアオイルで(質感調整やパサつき、広がりを補佐)あるいは。ミストタイプ+ヘアミルクです。ヘアミルク+ヘアオイルも良いですが、内部ケアも重視するなら前述の2パターンです。
Q. ヘアオイルをつけすぎるとどうなりますか?
A. 髪がベタついたり、重くなってボリュームダウンしたり、テカテカと不自然なツヤが出たりします。また、ホコリが付着しやすくなったり、シャンプーで落としきれずに蓄積(ビルドアップ)して、ゴワつきの原因になることもあります。まずは少量から試し、髪の長さや量、求める仕上がりに合わせて適量を見つけることが大切です。
Q. サロン専売品のヘアオイルと市販品では、何が違うのですか?
A. 一概には言えませんが、一般的にサロン専売品は以下の点で違いが見られます。
・成分の質と濃度:美容師がプロの視点で選んだ高品質な成分を、効果を発揮できる濃度で配合していることが多いです。特に、今回ご紹介したような「カラム吸着精製オイル」など、コストのかかる高品質原料を使用している場合があります。
・目的特化型:特定の髪質や悩みに特化した処方になっている製品が多い傾向があります。
・美容師による診断と提案:お客様の髪質や状態に合わせて最適な製品を選び、効果的な使い方をアドバイスできるのが最大のメリットです。
市販品にも良い製品はありますが、サロン専売品はより専門的なケアを目指す方に適していると言えます。
Q. 無香料のヘアオイルを選ぶメリットは何ですか?
A. 主なメリットは以下の通りです。
・香りに敏感な方でも使いやすい。
・他のヘアケア製品(シャンプー、トリートメント)や香水の香りと混ざらない。
・原料臭をごまかす必要がない=高品質な原料を使用している可能性が高い。(粗悪なオイルは酸化臭などがするため、強い香料でマスキングされることがあります) PROILのような製品がこれにあたります。
香りが苦手な方や、自分好みの香りを別で楽しみたい方には、無香料がおすすめです。
Q. VIGUSIオイルとPROIL、結局どちらを選べばいいですか?
A. 求める仕上がりと、ヘアアイロンの使用頻度で選ぶのがおすすめです。
・サラサラ、ツルツルな軽い仕上がりが好きで、ヘアアイロンをよく使う方、熱ダメージケアを重視したい方には VIGUSIオイル が最適です。(エルカラクトン配合)
・しっとりとした潤いと柔らかさ、まとまりを重視する方、乾燥や広がりが特に気になる方、硬い髪質の方には PROIL がおすすめです。
どちらも高品質ですが、目指す質感が異なりますので、ご自身の髪質や好みに合わせてお選びください。比較表も参考にしてください。
Q. ヘアオイルは毎日使っても大丈夫ですか?
A. はい、基本的には毎日お使いいただけます。特にタオルドライ後や、日中の乾燥が気になる際のケアとして有効です。ただし、洗浄力のマイルドなシャンプーをお使いの場合、オイル成分が蓄積(ビルドアップ)することもありますので、髪の状態を見ながら、週に1〜2回程度、少し洗浄力の高いシャンプーでリセットする日を設けるのもおすすめです。また、PROILやVIGUSIオイルのような高品質な製品であれば、毎日使っても髪や頭皮への負担は少ないと考えられます。
Q. ヘアオイルを使うと、紫外線で髪が焼けたり傷んだりしやすくなりますか?
A. 一概には言えません。精製度の低いオイルや酸化しやすいオイルの場合、紫外線によって変質し、髪へ悪影響を与える可能性は否定できません。しかし、PROILのように抗酸化成分(アスタキサンチン等)が配合されていたり、VIGUSIオイルのように熱や外的要因からの保護を考慮した製品であれば、むしろ紫外線ダメージの軽減に繋がることも期待できます。重要なのはオイルの「質」です。粗悪なオイルは避けるべきですが、高品質なヘアオイルは日中の保護にも役立ちます。心配な場合は、UVカット効果を明記した製品を選ぶのも良いでしょう。
Q. ベビーオイルをヘアケアに使っても問題ないですか?
A. ベビーオイル(主にミネラルオイル)は安全性が高く、髪の表面をコーティングして乾燥を防ぐ効果は期待できます。しかし、ヘアケア専用に開発されたオイルとは異なり、髪への浸透性や補修成分、質感調整効果(滑り性)などは考慮されていません。そのため、一時的な保湿やツヤ出しには使えますが、本格的なヘアケアや理想の質感作りには、やはりVIGUSIオイルやPROILのようなヘアケア専用品をおすすめします。ベビーオイルは、オイルなのにザラつくことも有りえます。

この記事を書いた専門家について(美容業界40年の経験と実績)
この記事は、美容業界で40年以上にわたり、現場と製品開発の両面から「髪の美」を追求してきた専門家によって執筆されています。
- 豊富なサロンワーク経験: 大阪の主要エリア(梅田、心斎橋など)を含む複数の美容室でのスタイリスト、店長、経営者としての経験を通じて、様々なお客様の髪の悩みと向き合い、数多くの美容室専売メーカーの製品に触れてきました。
- 製品開発への情熱と知見: 単に製品を使うだけでなく、美容師としての現場感覚を活かし、オイル原料の専門企業や化粧品OEM(製造受託)会社と深く連携。ヘアオイルやトリートメントのコンセプト立案から処方開発、試作、評価に至るまで、製品が生まれるプロセスに深く関与しています。
- 「本物のサロン専売品」へのこだわり: 市場に流通する製品の中身を知るからこそ、「本当に髪に良いもの」を届けたいという想いは人一倍です。効果が実証された高品質な原料を、ごまかしのない適正な濃度で配合すること。そして、その価値を理解し、お客様に正しく伝えられる美容師を通じてのみ提供する、真のサロン専売品の開発と普及に情熱を注いでいます。全成分表示だけでは決して分からない「原料の質」と「処方の妙」の重要性を熟知しています。
- グローバルな視点と安全性: 国内外の最新の原料情報にもアンテナを張り、海外の優れた成分についても、効果だけでなく安全性が十分に確認されたもののみを厳選して導入。常に効果と安全性の両立を最優先した製品開発を心がけています。
このページで提供する情報は、机上の空論ではなく、長年のサロンワークと製品開発の現場で培われた、実践的な知識と経験に基づいています。
まとめ
今回は、美容師がプロの視点で厳選したサロン専売ヘアオイルと、その選び方・使い方について詳しく解説しました。ヘアオイルは手軽でありながら、選び方や使い方次第で髪の印象を大きく左右するアイテムです。ネットの情報に惑わされず、ご自身の髪質や目的に合った高品質なヘアオイルを見つけることが、美髪への近道となります。